踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件








とにもかくにも
とりあえず一発








君塚どうした!!!!!!!?????????









「元祖・連ドラが一番」
という
踊るのキャッチフレーズをどうにか覆してくれる、、
3は3だけに惨憺たる結果だったれど
きっと覆してくれる、だって
“テレビ”
だから
と思ってたのに、、、









とにかくいろいろ言う前に自分がどの程度の“踊る”ぶりなのか
というと、、



連ドラ版「踊る大捜査線」放映時は裏の「うたばん」を観ており、(エヴァンゲリオンファンの)友人から面白い、絶対面白いと煽られれば煽られるほど興味が無くなり
結局初めて観た「踊る」が非・君塚(脚本)の
内田有紀主演、尾崎将也脚本(「結婚できない男」とか「梅ちゃん先生」の人)の
踊る大捜査線 番外編 湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル」

多分そこから少し目覚めたのか、目覚めなかったのか
連ドラを再放送で観て
映画1はテレビで初めて観て
映画の2は多分3回くらい劇場で観て
スピンオフの
真下正義」は観るきっかけなくて観てなくて
そのくせ駄作誉れ高い「室井慎次」はテレビで3回くらい観て
木島丈一郎」はVHSで録画したけど安っぽそう(映像が)だから観てなくて(今後も観る気ナシ、これ面白い?)
灰島秀樹」は観たけど安っぽい上につまんなくって
時、経て
映画の3は仕事休んで観に行った挙げ句ヘドが出た





映画の2辺りが少しおかしかったくらいで
僕の歴代のドラマ熱的にはそんなに高くないわけですが



つまり総括すると
脚本的な仕上がりは連ドラ版から2本のスペシャルドラマ
からの映画1までの流れが素晴らしく

イヤらしい程のヘド脚本にも関わらず
ダイナミックな映像と音楽、そして真矢みきのおかげで気持ちの盛り上がりが最高潮に達したのが映画の2


気持ちの盛り上がりを自分の面白さとするならば



映画2>>映画1>SP秋>SP歳末>連ドラ>>>>>>>>>>>>映画3



っと言ったところでしょうか







ここまでかなりどうでも良かったわけですが








突然ですが
僕が思うに「踊る大捜査線」ってのは“すみれさん”より“雪乃さん”だと思う



もういい加減にしろよってくらい「辞表」をちらつかせる辞める辞める詐欺の“すみれさん”

3で突然色濃く描かれ始めた青島とのラブコメ
より
連ドラ丸々使って深く描かれた“雪乃さん”

青島に甘える雪乃さんとそれにデレる青島の構図の方が踊る的に健全だし


“何者かに襲われる雪乃さん”

“助ける青島”
ってパターンこそ
踊る盛り上がりの絶対パターンだと思う




そんなことよりも何よりも
裕二の発声的に


「すみれさぁーーん!」
より
「雪乃さぁーーん!」



の方がより裕二的じゃない??
裕二のこもり具合が
「雪乃さぁーーん!」
の方が絶妙じゃない??
じゃない??







やんや言いましたが
結局の所の今回のTVスペシャルですが



3でどうしてもいらないと思った、ちびノリダー内田有紀諸々がそれなりにキャラがはっきりしてきたこと
3で至る所でふざけすぎていたスリーアミーゴスが今回はギリのラインで踏みとどまっていたこと(ふざけていい場所で適度にふざけてたから)
で、何より
3で元気なさ過ぎた裕二の青島が元気いっぱいだったこと
には
3の悪夢を払拭するという意味で、このテレビのワンクッションは映画のFINALにむけていいように思うんだけど、、、







結局
やっぱり
一体
全体






君塚どうした!!!!!!!?????????







もう君塚は“お膳立て”しかしない




聞こえがイイ!
ってだけで
無理矢理お膳立てた
2の
“レインボーブリッジを封鎖せよ!”

封鎖しようがしまいがストーリー的に意味不明な部分を
フジテレビ総力を挙げた金の使い方と
まとめの天才本広(監督)のおかげで
なんとか“勢い”で乗り切れたけど





3の
“湾岸署のお引っ越し”
“8つの事件”
“過去の犯人総登場”
という欲張りすぎるアイデアを出すだけ出しときながら



“湾岸署のお引っ越し”→必然性を感じない
“8つの事件”→関連性がない
“過去の犯人総登場”→意味がない


という
誰がどうしたって乗り切れないレベルの
辻褄を合わせる気のない脚本




今回のスペシャルも
テレビだからこそ踊るらしく“非壮大”なテーマとして
“結婚式”
ってのを選んだんだろうけれど
“結婚式”における
青島幹事の奮闘
スリーアミーゴスの仲人争い
はそこそこ描けても
それに至るまでの辻褄をまったく合わせようとしない
とりあえず“結婚式”に向かってただただ突っ走っていくだけの脚本はいくら映画前の“祭り”とは言え見過ごせないレベル
具体的に言うと
ああも警察組織的にも、国際的にもデカデカと開催する結婚式のクセして誰ひとりフィアンセと(形式的に)面識無し
そればかりか、顔も知らない、、てどう考えてもおかしいだろ
その辺りをどう解釈すればいいのか僕にはさっぱりわからん




踊るの面白さ
っていうか
君塚の面白さって
伏線回収の素晴らしさにあると思うんだけど
今回
絶対そうに違いないし
そうでなければアップにしてまで写さないよね!だった湾岸くんの防犯ブザーの意味の無さ
映画へのフリ?
そうだとしても
回収したことになってるあの“爆竹”はいったい何だったのか
無理矢理すぎる




警察官になりすまして湾岸署に潜入した
名高達男のヒネリの無さ
名高達男にはいったい何の意味が、、、
映画1でも同じエピソードがあったけれど、あっちには
同時期になくなった“領収書”のエピソードとくっつけて実に踊るらしい“オチ”がついたから
名高達男にはそれ以上のヒネリがあるに違いない
そうじゃなかったら同じエピソードがここへ来て繰り返される意味が無い
と期待さすだけさしといてやっぱり意味無し、て
名高達男に謝れ!!!





だめ押しが
毎度お馴染みのすみれさんの辞める辞める詐欺
あんた一体何回目だよ
の「辞めよっかな」展開


さすがに
今回はラストだけあって遺志固そうだったけど


深津絵里@すみれさんが
最近の深津絵里があまりにもしっとりしすぎて
昔のような爽快さを感じないし
“女”が出過ぎて、青島とのラブコメ部分が生々しくなりすぎてるし
あそこまで“女”出して“今後”のこと考えられると、ホントに辞めたほうがいいんじゃないかとさえ思えてくるし
とにかく、しっとり防止のために髪切ったほうが良かったと思うな





ついでに難癖つけて“カメラ”ね

踊る大捜査線は映画でどんだけヒットしようとも“テレビ”だったんだから
“テレビ”で復活するんだったら
“テレビ”のカメラで撮れよ
詳しいことは不明だけど
冒頭から
“映画”風、リアル映像だったから僕はがっかりですよ
そういう所がROBOT(制作会社、例:SP エスピー)の悪いところだと思うよ!!
(僕はかねがね、ゴールデンタイムのドラマにああいう映画的映像って絶対万人受けしないと思ってます)






やっぱり本広(監督)も本広
あんだけまとめ上手だった(本広の映画「サトラレ」然り)本広が
前回も今回も
小ネタで遊びたいだけ遊ぶもんだから
雑なシナリオと相まってまとまるもんもまとまらんよ








結局やっぱり
メインテーマがパクリだろうが
菅野祐悟がどんだけいい劇判つくろうが
音楽・松本晃彦のダイナミックには敵わない
ということ
なんで松本晃彦やめちゃったの??








まあ
だけど
なんやかや言うとりますが
オープニングとエンドロールがちゃんと作ってあったし
SP後の
FINAL試写会で涙こらえ気味の裕二映像で全てをチャラにされたし
なんだか貧相になったけど水野美紀もいたし
中身的にも、映画FINALには目立った“お膳立て”なさそうだし



何より
裕二の
「雪乃さぁーーん!」
が久々聞けそうな
踊るのFINALには超期待してます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!