ため口 「私が恋愛できない理由」♯2


脚本・山崎宇子坂口理子
演出・石井祐介


そりゃそうですがって話ですが
僕、一応男子なので
ああも中身のないガールズトークばかりだとキツいです


それに
女は言わなくちゃわからなくって
男は言わなくてもわかると思ってる
とかいう
どう言い換えたところで
散々使い古された男と女論を

それ深いね!

とか自分で言っちゃってるのがキツい



あと
吉高由里子萩原聖人に対するため口
あのため口って
親しみとか、好意とか、はたまた奔放とかそんなんじゃなく
感情にダイレクトに入ってくるようなため口
つまりは
癇に触る
ただの馬鹿にしか見えないってことですが


あんな初対面にちかい萩原聖人にさえ敬語使えない(しかも、恋愛蘊蓄的なことを言う生意気な)小娘が
これから就職面接で受かるんだったら
皮肉効いてるね!





あと
これは根本の問題ですが
タイトルが「私が恋愛できない理由」なのに

好きになった人から親友のままでと言われてしまった…でも好きなの!(香里奈

好きになった人から重いと言われてしまった…でも好きなの!(AKB)

好きになった人が妻子持ち…でも好き!(吉高)


って
それぞれ障害があるにせよ
恋愛してるじゃん
恋しちゃいけない=恋愛できない
かもしれないけど
でも好き!なら恋愛してるじゃないですか



恋に焦がれていながらも
今まで人を好きになったことも
好きって何?な感じの
素人童貞リアル“恋愛できない人(おっさん)”が身近にいるので
そういうのとか
それでなくても
一人くらい恋愛めんどくさいぐらいのモチベーションの人いないと
あんだけ恋愛ポジティブなくせに
“恋愛できない”とかタイトルで言われても




散々な言いようですが
拙い感じはしても、春馬のゲツクのような“破壊力”はないので
ちゃんと理路整然と物語はすすみ
ちゃんと次なるドラマを用意して次回へ繋ぐ構成
素晴らしいね!!(嘘クサ)



でも
ホントにそういう組み立てはしっかりしているのだから
恋愛あるあるの羅列のような会話じゃなくって
もっとビビッドでウイットに富んだ(ユーミンか)会話劇がみたい!!!(先生か)