非国民 「南極大陸」♯2


脚本・いずみ吉紘
演出・福沢克雄


なんだか
“古き良きニッポンの〜”
とか
“日の丸を背にするキムタクの〜”
とか
すこぶる評判良さげでびっくらこいてます


僕なんて
W杯サッカー(の中継)など、常に
ドラマの時間や視聴率が荒れるから
負けろ!!!
と本気で思っている非国民なので
日の丸を背にキムタクがどんだけかっちょよく演説しようとも
お話にノれなければ
ニッポン!すばらしい!!
なんて思えません



やっぱり
壽賀子的解釈が多分にあっただだろう
「99の愛〜JAPANESE AMERICAN〜」の方が
感動だったし、何よりエンターテインメントだったなぁ

思うのですが
(国際ドラマアワード優秀賞おめでとうございます)


キムタクだと
何でもかんでも
キムタク主導で話すすめないとダメなんでしょうか
キムタクなんて、もういるだけでスター!なんだから

いっつもあんなにかっこいいトコ独り占め!
なシーンつくんなくてもいいんじゃないかと思うんだけどな
でも
未だに(今だから?)政治的なことが絡むからこんなんなんでしょうか



まあ
でも
キムラ先輩かっこいい問題は根本的な問題だから置いておけるとしたって
あんなにも無理矢理スペクタクルしなくたっていいんじゃないか


荒波で船がぐらつくのなんて当たり前だろうに(ですよね)
あんな少しぐらついただけで船内の犬小屋がこんがらがったり
海猿のごとく、荒波で船内がパニくっているというのに
ドアの閉め忘れで
犬が逃げ出したり
なんでかドアが開かなくなって閉じこめられたりとか
逃げ出した犬のせいで負傷とか
いくらなんでも
強引すぎる
それに加えて
それと対比するように
日本で待つ妻の出産とを交互にカットインさせ
男たちの闘い!

女たちの闘い!!
みたいなのとか
それ(南極観測隊の葛藤)とこれ(出産)とじゃ
全然意味合いが違うんじゃないかと




まるで
わざとお金をかけさすためにシーンをつくったかのよう


せいぜいどれか一つに絞って
妻の出産と対比させれば
あんなに恩着せがましくならなかったと思うのですが、、、




毎回毎回言ってて、結局何の山場もなく終わりそうな予感プンプンですが

来週こそ
南極大陸に到着でなんやらかんやら
なので
来週こそ!!


(あと、諸処で言われてますが
同じ人の作品とは言え
音楽がまるでJIN!!!(笛の音色とか)、、ってタイトルバックもそうだけど
さんざん金かけといて、タイトルと音楽はJINのパクリとは
なんだか哀しくなります
オリジナル作れよ!!(音楽はオリジナルだけど、、)
タイトルバックを作らせたらTBSの右に出るものがいなかったあの時代が懐かしい)