Tシャツがみんなツンツルテン「それでも、生きてゆく」♯4



すでに、設定だけでお腹いっぱいだから
もっとシンプルにお話が動いていくのかと思ったら
ここへ来てすんごい展開



親から虐待を受ける女児を救うべく誘拐して、逃避行する
というそれだけでもかなりお腹いっぱいの設定に
わざわざ、誘拐した張本人は孤児
という設定にした「Mother」のように
それでも、生きてゆく」もちゃんと“仕掛けてる”坂元先生は
やっぱりテレビドラマの申し子だと思う




木皿先生が描く日常の何気なさがなんたらかんたら〜ってのも好きだし
その中に突如現れる、
とんでもなくミニマムな出来事が物語の伏線になってたりするってのも、かなり好きなんだけど



坂元先生はそもそも設定からしてドラマチックだし
その設定だけじゃない、違う“引き”も用意しているし
なにより、各話にちゃんと“驚き”や“インパクト”を残して次回に“繋ぐ”ってのは
フジテレビで“散々”ドラマを書いてきたからこそ!
(だけど、“ウスターソース”とか“ゴリラのTシャツ”とか“野茂”とか、そういう小道具はあんまり好みじゃないけど)






またその
風吹ジュンが“人殺しを家には入れない!!”からの
自分は実の娘なのかと問い
カレー鍋を持ったまま愕然とする満島ひかりがやっぱり完璧!



んん
でも、、完璧って言うか
のりうつってるって言うか
変って言うか
異様って言うか
あんな演技みたことない!




製作発表の段階で、長澤まさみで!
とかうんこみたいなこと言ってどうもすいません
あの、双葉という子は満島ひかりでなければ成立しませんでした
長澤まさみには悲壮感とか汚さとかないし、無駄に背でかいし、スタイル良すぎだし
っていうか、あんなツンツルテンのTシャツなんか着せられないもの

満島ひかりってホントになにもの!?
昔、フジテレビの深夜ドラマ枠ディビジョン1だかなんだかの「ダンドリ娘
少し演技の出来る器用な子としか思っていなかったのに
時、経ての、この破壊力
呑気にワンピース(だよね)歌ってたとは思えん
っていうか
フォルダー5の真ん中の方をむしろ役者として売り出そうとしていたはずなのに
あの真ん中は今どこに!





次回は、重っくるしい設定の中に無理矢理ぶっ込んだ“恋愛パート”が色濃そうな予感
恋愛台詞っつったら坂元先生な訳ですが
楽しみ!だけど、かなり不安