エンドロールでクレジット流すのやめて!!!!!「それでも、生きてゆく」♯2と♯3
坂元先生が抑えてるのか
満島ひかりが完璧なのか
普段、いつも感じる坂元先生と僕との違和感(こっぱずかしい感じ)を全く感じさせない
っていうか
坂元先生だからとか、フジテレビだからとか
そんな邪念が一切入ってこないくらい
キャストの演技
ストーリーの流れ
キレキレの演出と音楽
ラストの大竹しのぶ
と
どれもこれも全部
“すごかった”第2話
まあ
だけど
風間君の謎の傷
と
幼児が行方不明になっている事件を
リンクさせるような
あざとさ
とか
ラスト、なんだか象徴的に描かれた
“ひなげしの花”
がいったい何なのか
説明するのかしないのか、今後するのか、何か見落として自分がわかっていないだけなのか
説明不足、っていうか
“いじわる”な感じもするけれど
ヘタすると
ただのイカれた女としか思えない
坂元先生独特の無駄な言い回し
「〜なのです」
を連発する
満島ひかりが兄、風間君へ書いた嘘の手紙の読み方は完璧
あんなに違和感なしに
「〜なのです」
と
イラっともさせず
むしろ、「〜なのです」から
文字通り感じる嫌みすぎる“かわいらしさ”の中に
強さや強がりや哀しみを加え
感動すらした
満島ひかりの「〜なのです」は
秀逸
で
永山先生の音楽の入れ方も秀逸
永山先生の名作、ロンバケは言わずと知れた“ピアノ”ドラマの決定版ですが
時、経て「水曜日の情事」もここぞというときは
美しいピアノの旋律が物語をグッと引き締めてくれたのだけれど
今回は、そもそも音楽担当が辻井伸行氏というのもあるけれど
終盤、一瞬ミスマッチかとも思えるタイミングで流れる“ピアノ”
天才
なのに
なのに
第3話の宮本先生(流れ星の監督)
自分待望の“ピアノ”が流れないのはいいとしても
タイトルバックぶっ飛ばしてのエンドロールだけはやめて!
あれされると一気に日テレ臭
タイトルバックつくってないならまだしも
1、2と流しといて3でなしとか
僕が散々意味無く言い続けている
“フォーマット”だけはしっかり決めてください
タイトルバックが始まるタイミングとか、間とか、大事にして欲しいのに、、
そもそも
最後主題歌持ってきた意図も効果もわからなかったし
とにもかくにも、日テレみたいだからやめて!
っと
自分勝手になりましたが
♯3は
♯2の“いじわる”部分からさらに増していじわるで
若干ガチャガチャしてきて心配
被害者家族の大竹しのぶと加害者家族の満島ひかりが
ああもなぜいきなり仲良くなっちゃうのか
って
それは絶対大竹しのぶが満島ひかりの素性に気づいてるから!
と思ってたのに
(興信所に頼んでまで被害者家族に嫌がらせしてたのに、今の顔を知らないなんて、、、都合良すぎる!!!)
そんな風味なさそうだし
そもそも
エータと満島ひかりも
いい感じになりすぎじゃないか
(そんないい感じになるまでの過程を♯2でしっかりみせてくれたのは、みせてくれたんだけど、、)
とも
おもうけれど
ネオ坂元先生ならばきっとその辺も“計算”しているだろうと思う反面
ハイパーな坂元先生ならば散々やっときながらグズグズってのも十分にあるわけで、、
んん
でも
こういうドラマって
今どうこうじゃなくって全体を観るドラマだと思うので
挑戦的で意欲作
となるのか
下世話にディープなもの扱っておきながらただの“釣りドラマ”
となるのか、、、
来週以降も大いに期待
で
第3話が
視聴率7パーて、、、
まあ
でも
野島伸司も木曜劇場「GOLD」で死んだことだし
最近、坂元先生ばかりがもてはやされても
野島伸司的に面白くないだろうから
そういう意味では
坂元先生が、ここいらで死んでおくのも手か、、
ってそもそも坂元先生はその前にずいぶんと死にまくってるけど、、、
あと
ゲツクも2話目にしていきなり9パーとか、、
“ゲツク”ってホントの本気で死語なんですね、、、、、、