２０１１年 ４月期ドラマ 取捨選択 その２

新ドラマとは
全然全く関係ないし

だから何
だし
うるせーよ
だし
こんなときに思い出すんじゃねえよとか
思い出し自慢してんじゃねえよとか
不謹慎だとか
呑気すぎるとか
バカドラマ脳とか
そんなことよりも、そんなのどっかで言ってたし！
とか
今さら言ってんじゃねぇよ！
ですが

昨日、
福島県の土壌で検出された放射性物質“ストロンチウム９０”

僕を
壮絶バカドラマ脳にしたきっかけのドラマ
“きらきらひかる”
にて

阪神大震災の焼け跡から発見された
自分（鈴木京香）の妹（篠原涼子）の物と思われる“小さな歯のかけら”
しかし
その死んだとされた妹が実は生きており
その“小さな歯のかけら”からは、
ごく微量の放射性物質“ストロンチウム９０”を検出
その放射性物質は、エナメル質が形成される前の歯に取り入れられたものと考えられ
よって
その“小さな歯のかけら”は、幼児期にチェルノブイリ原発事故が起きた周辺（東ヨーロッパ）で生活していた妹の一人娘の歯だった
という
超スペクタクルトリックの超重要ワード
の
“ストロンチウム９０”

しかも
ドラマではこんなに超スペクタクルであった物語が
原作漫画では
２話の短編であっさりと描かれているだけとか
亡くなったと思っていた妹が実は生きていた
という設定は、物語中盤まで決めていなかったとか

僕は、このドラマから
“創作”ってものを教わったし
初めて、ドラマのプロデューサー（山口雅俊氏）と脚本（井上由美子氏）の名前を覚えたし
ストロンチウム９０という一生、役に立たないだろうと思った放射性物質の名前も覚えた、、

僕は何かにつけて
きらきらひかるを語るときは
したり顔で“ストロンチウム９０”！！
って言ってたもんですが
まさか、そんなもんが
ドラマから十何年もたった今
日本の土壌から検出される事態になるとは、、

クソドラマ脳のくせに無理矢理、社会派ぶってごめんなさい

とにかく昨日の「名前をなくした女神」は
それもそれで相当だった
「泣かないと決めた日」
の“厭”な感じ３割り増し！

「泣かないと決めた日」は
イジメがある意味ギャグみたいなもんだったし
“厭”な感じの８割が要潤の王子様っぷりによるものだったのに対し
こちらは
冒頭の“誘拐”とか
ラストの“自殺”とか
直接的に“厭”
で
主人公の杏が空気読めなさすぎ

でも
なぜかナレーションまで担当していた、安達祐実はナイスキャスティング！！

○フジテレビ、木１０「ＢＯＳＳ」
４月１４日スタート、初回１５分拡大
企画・村瀬健
プロデューサー・保原賢一郎、三竿玲子
脚本・林宏司
演出・光野道夫、石井祐介
出演・天海祐希、竹野内豊

リーダーの女性刑事と問題のある部下たちがチームを組み、事件を解決する連続ドラマの第２弾。

べつに
つまらなくはないけど
おもしろくもない
という
僕の感想とは裏腹に

大好評！で待望の！！らしい

天海祐希が天海祐希を演じるかのような
捻りもなんにもない、高純度天海祐希の
誰もが思い描く天海祐希然とした天海祐希の
天海祐希の天海祐希たる
天海祐希主演の刑事ドラマ続編！！

天海祐希は天海祐希でも
捻りすぎると「ＧＯＬＤ」みたいに散々な目に遭うわけで
直球ど真ん中ストレートな天海祐希を誰もが望むからこその
「ＢＯＳＳ」のヒットってことなのだろうから
続編も当然っちゃ当然か

脚本は、働き過ぎ！でお馴染み
離婚弁護士、コード・ブルー、医龍、ハゲタカ、の林宏司先生
演出は、映像イジリすぎ！でお馴染み
離婚弁護士（１）、素直になれなくて、の光野道夫氏

離婚弁護士（１）の映像遊びは
画面が揺れすぎて気持ち悪いとか
賛否両論あれど
僕には好みだったので良かったのに

「素直になれなくて」の壮絶寒い（トレンディ崩れな）演出と選曲
や
「ＢＯＳＳ（１）」のやっすい映像とやっすいＣＧ（海外ドラマ崩れ）
など
離婚弁護士（１）が奇跡だったとしか思えない
光野演出のセンスのなさには閉口

だけど
今回
（１）のプロデューサーである村瀬健氏（日テレ１４歳の母、太陽と海の教室、月の恋人、、駄作多し）が
月９「幸せになろうよ」に専念し、企画にまわるとかで
少し安心（なんせ駄作メーカーだもんで）

演出は変わらないので
新味感はないだろうけれど
少しでも新しい風が吹くことに期待！

どうか
天海祐希がエレベーターに乗る際いちいち使われる
警視庁ビルの骨格ＣＧ映像と
エレベーターのＣＧ映像だけは
なくなりますように！！
あれ、ホンキでダセーから

そんなこんなで
「ＢＯＳＳ」は明日夜１０時！！！
こうご期待！！！！！！

あ
今夜からはじまる
テレ朝、水９「遺留捜査」は無視です