大切なことはすべて君が教えてくれた ♯1


下品!



武井咲ちゃん(三浦春馬と寝た子)が内田有紀(病院の先生)にいきなり
“セックスした”
だの
“血が出た”
だの
なんちゅう、お下品!
かつて保奈美センセイが「東京ラブストーリー」にて放った超名台詞
“セックスしよ”

“セックス”が絶大な“インパクト”と、一周回って“ピュア”だったのに対し
こちらの“セックス”は生々しく、浅〜い“セックス”
何だかはじまる前からそんな予感はしていたけれど
武井咲ちゃんが三浦春馬とやっちまう理由(やったかやってないかは曖昧だったけど)が
“病気(もしくは“死”)”を連想させたのが激しく萎えるし
その“セックス”を大いに浅くさせている
激情に駆られた末のセックス(若いんだし)じゃ何故だめなのか
まあ病的なものを挟んでの激情セックスなのかもしれませんが、、



だがしかし
武井咲ちゃんの仕上がり具合は半端ない
“GOLD”とコレ以外の彼女の演技を知らないけれど
野島伸司的なモンをやらせたら往年のヒロスエ武井咲
ってなもんで
彼女が、野島先生の必殺技“(裸の)わたしを見て!”を完璧に再現したように
今回も
ラストの
“先生が私を変えたのよ(セックスしたから)”もインパクト絶大で完璧!
そもそも年齢的に違和感を拭いきれない先生役の主演二人を置いてきぼりにしまくっている、武井咲ちゃん独走状態
事務所の公開セクハラみたいでかわいそうだけど
咲ちゃん、今後もカラダ張ってガンバレ!






西浦正記氏の
ワントーン暗い(色が薄い気がする)映像は僕の好みではないけれど
彼の持ち味であるスタイリッシュな演出冴えまくる冒頭は
若者版「水曜日の情事」を彷彿とさせたし
少し、ワクワク、、
けれど
いかんせん、キャッチーな導入部とラストを繋ぐ間がダラダラ過ぎる、、、、
人物紹介の第一話だからっつったって
これといった気になる伏線もないし
なにより
日常会話や
武井咲ちゃん以外のキャラクターがつまらん




まあ
だけど
詰めが甘く、なんだかあっさりしすぎていた
三浦春馬とは別問題の
高校生同士のセックス問題は
学校サイドが無闇に騒がなかったり(親同士は理解ありすぎだけど)
先生が生徒に何か意見を求めても金八ばりに手を挙げなかったり

取り上げなきゃいけないものと、抑えるものがわかっているようなシナリオには好印象(それ以外は大変下品)




内容うんぬんより
何より
タイトルバックをちゃんとつくってたからまあよし!!
フジテレビドラマとその他ドラマのクオリティの差は
タイトルバックがちゃんとあるかないか
もはや、それだけにかかっている!