37歳で医者になった僕 ♯2と3

1話と2話で好き勝手やった結果
ラクルついでにミラクル起こして
調子ぶっこいてたら
3話で患者を死なせる
というかなり早々のヘビー展開





これまでの能天気設定のお陰で
絶対言ってるに違いないと思わせた


“治ります”


という患者への禁句を
実は言えずにいて
患者が亡くなったあと、
“ホントは言ってやりたかった、、”
と涙する草なぎは
今までの設定をうまく裏切った
とてもいいシーンだと思うし



今までフワフワしすぎてキャラがつかめなかったマツケン
実はお灸をすえようと
わざと草なぎに協力し
それみたことか(的なこと)
を言わせたことで
やっと立ち位置がはっきりしたので
そこも上手く落としこんだな


って思うんだけど
やっぱり、制作側と観てる側とじゃ
受け止めるところが地味にずれてる気がする


今回は序盤の草なぎ能天気設定のおかげで
そう思わせたからこそ、今回の展開が上手く活きたけれど
少なくとも
草なぎの行動に対して僕らが制作者の想定以上にフラストレーションを感じてたのは問題だと思うな


草なぎ剛がものすごく良い意味で“つくりもの”感バリバリの演技をするので
草なぎじゃなかったら今以上にイライラする人物設定だと思うし
今回のものすごくあざとい“死”という展開も
草なぎの“つくりもの”のお陰で全力でフィクションにしてくれるので
かなり観やすくなってるんだけど


そんな草なぎマジックが効かなくなるほど、物語はどんどんずれてくのか
それとも
今回うまく軌道修正して本来描きたいステージ(視聴者の納得いく草なぎ成長ストーリー)へと進むのか、注目

とにかく、今回がこのドラマのターニングポイントだということは間違いない