SPEC〜翔
辛口ボスも“まあまあ”だって言ってたし
まわりを見渡しても、わりとな高評価だったし
ケイゾクの時もSPから映画への流れはすごく面白かった(気がする、あんまり覚えてないけど)ので
なんの心配もせず
すごく期待して観たんだけど、、、
ごめんなさい
つまらん!!!!!
ちょっと、あまりにも遊びすぎじゃない?
僕的にかなりすべってると思った、竜雷太とでんでんの引っ越しのくだりはすぐ終わるからまあいいとして
北村一輝の役作りとか
谷村美月の執拗な“ママン”とか
始めから終わりまでずっとくどくって
いちいち鬱陶しかったのは僕だけ?
ただでさえ、前半から小ネタふりまくりでつかみが悪かったし
小ネタはさむせいでシーンごとの接着がグチャグチャになって観づらいのに
それに加えての
北村一輝のエセ関西人とか
ホントにしつこいくらい頑なに母親を“ママン”っつったり
もうめんどくさかったです
で
いろいろはさまれる小ネタって
中身が伴ってこその楽しさだと思うんだけど
1時間くらいで済みそうな話を、登場人物を同窓会的に出演させて引き延ばしたせいで間延びしてたし
肝心の中身も、かなり遠くまで行き過ぎて全然ついてけませんでした
連ドラの最後に謎として残した戸田恵梨香のスペックは
後付けにしてはうまいこと出来てると思うし、それぞれ辻褄が合ってると思うので
このスタッフ達は後付けするのが上手いなぁと感嘆はするけど
(例えば・・
その辺の事情よく知らないけど、ケイゾク後半の“朝倉”のくだりとか絶対後から膨らましてつくったよね?
スペックで言ったら、戸田恵梨香の“左手”に関しても第1話の新聞ドラマ解説には
“当麻(戸田恵梨香)はけんかっ早く、犯人と格闘した当麻は大けがを負い、今でも左手はギプスのままだ”
って書いてあったので、あの左手のエピソードもあとから膨らましたよね???ね?)
それにしたって
良くできた後付けスペックとはいっても
それが連ドラ版のキャラクター総登場!って、なんだか“踊る3”みたいだと思ったのは僕だけでしょうか?
いや、もちろん“踊る3”よりはよく練られたアイデアだと思うんだけど
それぞれ召喚して出してくるスペックホルダー達が、
物語の進行と上手く重なってたように思えなくって
そのアイデアがただの“キャラクター総登場”のための道具にしか見えなかったって点で“踊る3”みたいだな、と
あ
っていうか
あの映像の見せ方がかなりちゃちくってげんなりしただけかも
他は凝りに凝ってたのに
あの映像処理のちゃちさは堤らしくなかったと思うな
で
で
で
SPドラマとしては良心的に終わったとも言えるけど
結局、わりとキレイに終わったモンだから、映画へのひっぱりが薄くない?
別に映画観なくてもよくね?
っていうか
後半、あまりにもどうでもよくなって台所でモツ煮込み作りながら観たせいか(これは自分の責任です、ごめんなさい、でもモツ煮込み上手く作れたよ!)
誰と闘うのかすらよくわからないんだけど
でも
ボスの頼みなら映画も観るっきゃないね!!!