カーネーション 第24週、第25週

夏木の婆さんにげんなりしてたら2週分もたまってました



第24週は、今まで拒んできたプレタポルテ(既製服)ブランドを立ち上げる話で


いろんな要素が含まれているとはいえ
こんな終盤になっても
初期、痛快で楽しかった“お仕事ドラマ”をまだやるなんて、、


もう、ここまできたら
登場人物をそのまま適当に動かすだけでも楽しいキャラクタードラマになっても良いのに


人間ドラマだけじゃなく
物語的にも常にワクワクする要素をちゃんと確保するエンターテイメント作品だから“カーネーション”て、ホントにすごい
朝ドラって
こんなに楽しかったんですね!




かたや
第25週は、ええ話祭り


病院でのファッションショーってのを土台に
お仕事ドラマは控えめに
いつものように
省くところはさっと省いて
描くべきところは惜しまずじっくり描く


他と比べると分量的にかなり使った
末期がん患者とのシーンは
無闇に嫌みに泣かせようとしない、だけどグッと来る絶妙な塩梅で
素晴らしかった



だけど
やっとこさ、夏木マリでもってな感じになった所に
栗山千明が演じた奈津の老婆バージョン・江波杏子の登場は
夏木マリとの“違い”がより浮き彫りになった気がする

だって
江波杏子の姿勢、佇まい、話し方、目付きや目の合わせかたから何から何まで、栗山千明が演じた奈津そのもので
配役の妙ではあるけど、江波杏子恐るべし
夏木マリも、別に嫌な訳じゃないけど、やっぱり違うんだよなぁ




っつっても
楽しくて仕方なかった“カーネーション”も今週でおしまいです
正座して観なければ