最後から二番目の恋 ♯6
こんなに
気軽に見ても
正座で見ても(自分だけ)
楽しく笑っていられるドラマって
最近なかったなー
と思う
そもそも、こういう台詞劇が苦手な人や
主人公たちの“痛さ”が、リアルに響く人は
このドラマだめだろうけども
話の展開が速くもなく遅くもなく
爽やかな風が吹くかのごとく進んでいくストーリーは
週の中で一番かったるいといっても過言じゃない
木曜の午後10時は
こんな
気楽なドラマが一番いい
だけど気楽なのに
人物関係はわりと複雑で
それぞれのエピソードも、実に凝ってる
で
なんつったって
どの登場人物たちの
どの組み合わせの会話もはずれなしで
そのどれもが楽しくてしかたない
で
リアルかどうかはおいといて
ドラマ好きにはたまらない
物語と同時進行で
キョンキョンPのドラマも仕上がっていくっていう
制作過程がとくに楽しい
その人気売れっ子脚本家役に、益若つばさってのも絶妙すぎて秀逸
で
僕はキョンキョンがアイドルだった時代を全く知らないので
“あの”キョンキョンが、、、ってな感慨にはふけらないんだけど
そんなことよりも
僕世代でいったら
主題歌うたう
あゆ
ですよ
全っ然、声出てなくて、哀しくなります
一、二年前だかのTKプロデュースの
長渕みたいな歌だしたときは
あえての、長渕で
あえての、声でなさ具合だと思ってたのに(いや、そもそもあゆなんて、最初っから声出てないっつったら、そりゃそうなんだけど)
今回の主題歌は、非長渕的楽曲で
歌い上げる系の、大人のバラード然としてる曲だというのに
CD音源の段階でも実に辛そうな発声
あゆって
ビジュアルと声質のかわいらしさと
歌詞と発声の力強さのギャップ
ってのが魅力としてあると思うんだけど
(何を今さら、あゆについてかんがえてんだか、、、)
いまや、
その力強さは、出ない声のごまかしにしかなっていなくって
それがまた哀しさを倍増させている
って
その“痛さ”も狙いだというなら大成功なんだけど
キョンキョンたちのリアルな痛さ
と
このあゆのリアルな痛さ
は
リアルの種類が違いすぎて違和感
(キョンキョン達はノンフィクションでも、あゆはマジだから)
で
そんな違和感主題歌、
先週放送の最後
着うた“5000名”プレゼント!!!
と
桁違いの太っ腹プレゼントに爆笑しました
このCD不況の世の中で、いくら着うたとはいえ
5000名て
買う人いなくなんじゃないかと心配だわ
まあ
でも
このドラマの最後の感じ(タイトルバックの入り方とか)むしろ好きなんだけど、、、