今年の注目1
昨年のドラマ界最大の出来事は
しつこいくらい繰り返しますが
やはり
4月期に立て続けに放送された
NTV「Mother」とNHK「チェイス〜国税査察官」の脚本家
“ネオ”坂元裕二先生の誕生
織田裕二「ラストクリスマス」から、香取慎吾「西遊記」と
何だかいろんなジャンルを試しまくって道に迷い
作品への力の入れ方、緩急のつけ方が下手すぎた坂元先生ですが
ここへきての「Mother」のヒットは
先生の大きな自信に繋がったのでは、、?
後出しジャンケンみたいですが
2007年「わたしたちの教科書」を観たときから
硬派な坂元先生が観たい!
と切望していた僕も
待ちに待った時代がやってきそうで
ワクワクします
坂元先生は
東ラブ等でフジテレビに鍛え上げられただけある
テレビ的な派手さ
と
テレビドラマだからと言って、のほほんと観ている視聴者を奈落の底に突き落とす
想像も付かないショック展開
を絶妙に融合させる天才
「わたしたちの教科書」
「Mother」
「チェイス」
における
第一話ラストのショック展開は
テレビドラマ史に名を残すことでしょう
くれぐれも
「猟奇的な彼女」「太陽と海の教室」のような
ラブコメ路線に戻らないで欲しいな
あ
でも
昨年秋の「世にも奇妙な物語」で
坂元裕二先生が書かれた堀北真希「栞の恋」は
とてつもなく素敵なラブファンタジーだったので
ネオ坂元先生であれば
どんな作品でも
次回作が楽しみ
今年も坂元先生が
ネオなのか否か
寧ろ
ハイパーネオなのか
今年一番の注目