もう一度君に、プロポーズ ♯2



なんとなくコンセプトがわかった気がする
やっぱりこのドラマは
ピュアな気持ちを忘れてしまった大人達に贈る
往年のトレンディなラブストーリーを目指してるんだな、きっと
1話も2話も
サンドイッチとおにぎり

二つ繋がった鯛焼き

キュン度数高めのエピソードを使った回想シーンで
こっ恥ずかしくなりがちな大人のラブストーリーを
“思い出は美しい”という大前提効果でうまくコーティングしてると思うし
特に
竹野内のひたむきキャラはこのドラマのトレンディ度数をつり上げてると思うし
だから1話観て
なんだかものすごく怪しそうに思えた真野ママは基本優しそうだし
シスコンを臭わしまくっていた山本裕典も今回はおとなしめだったし
先入観でかき回し要因にしか見えなかった倉科カナも最後の竹野内と和久井の2ショットを目撃しても微笑んでたし(むしろ敢えての微笑み?)、、、



じゃあ
倉科カナについては先入観だとしても
あの病室での真野ママと和久井の意味ありげシーンはなんだったんだ
山本裕典の嫌な予感はなんだったんだ
ってことになりますが
あれは今後どうにでもなるようにとっておく用の伏線だな、きっと
もし、あの2つの件をもっと本筋に絡めたいのであれば2話目でもう少し濃いめに匂わせといただろうし




でも
コンセプトがなんとなくわかったような気分でいるのに
いまいち物語の中に入り込めないのは
和久井映見について説明不足”
だからだと思うな


竹野内との生活で感じた憤り、
もしくは
もっと以前の真野ママとの生活でのトラウマとか
何かしらトリックが仕掛けられているのかも知れないけど
和久井映見が何故、どんな風に忘れているのか
そして
なぜ、あそこまで竹野内を拒絶するのか
もうすこし説明があってもいいと思うんだけどなぁ


とくに今回
竹野内と出逢った5年前からの記憶が消えてしまった
けれど
本を好きだという気持ちまでは忘れてないだろう?
ってな論法で
図書館の仕事を辞める辞めないだの話にしていたけれど
竹野内と出会う前から働いていたであろう図書館の仕事を記憶が欠如しちゃったから退職したい
ってのとはうまく結びつかない気がするな
館長の哲太が言ってたように和久井の置かれている状況が
5年後にタイムリープしたような感覚だとすれば(この例えはものすごく分かり易いキーワードだと思ったんだけど)
直近5年間の仕事は知らずとも、基本的な仕事の流れくらいは覚えているだろうに

思ってしまうんだけど、難癖か




あと
いくらテレビドラマだからと割り切っても
記憶なくして目覚めたら“竹野内(イケメン夫)”て
現実に当てはめるとどうしても
“あたしグッジョブ!!!!!”
って思うよね


記憶喪失がどんなに苦しく、焦ってしまうものなのかを描写されない限り
表面的につらいだろうなと理解できても
おとぎ話的に、竹野内でラッキー!という下衆な考えって拭えないと思うんだよね(僕だけ?)
だから
あそこまで竹野内を拒絶してしまうのは何故なんだろう
って疑問が違う角度からもそう思わせちゃうんだよね
だからこそ
何故竹野内を拒絶するのかってのを
単純な計算式通りに、目の前に知らない人=拒絶
じゃなくって
目の前に竹野内(壮絶イケメン)=それ相応の理由
を描いた方が見易いんじゃないかな

どうでしょう?


もちろん、この先にその疑念を晴らしてくれるようなトリックがあるのかもしれないけど
トリックの解明にはそれまでの“臭わす”過程があってのカタルシスだと思うので
もうちょい、説明してもいいんじゃないかな





なーーーーーーんてね!!!
(最後はごまかして逃げます)





とは言うものの
拒絶も何も、もう若干和久井映見も心を開きつつあったので
その辺のトリックなんてないのかも知れないけれど
じゃあ、今後どんな風に話が進んでいくのか?
どうなる!!???