流れ星 傾向と対策①脚本編


流れ星を期待度MAXにして
初回放送を迎えるにあたり
まず
押さえておきたいのは
バラエティ豊かなスタッフ陣

出演者の情報やらインタビュー

話題作りとしか思えない

上戸彩が風俗嬢に!?
稲垣吾郎が悪人に!?

なんて情報は
テレビ雑誌などで
どこでも仕入れられるので


ここでは
独断と偏見を多分に含んだ
僕の勝手な解説を加えながら
“流れ星”のスタッフを検証してみたいと思います



1・脚本編

脚本は昨年のフジテレビヤングシナリオコンクールで佳作を受賞した
臼田素子さん
この方は 何の履歴もないのでわからないが
月9史上
本格的な連ドラデビューが“月9”という人は数いれど
単発も何も経験なく
いきなり月9がドラマデビュー!というのは初なのじゃないだろうか

それだけ
今 有能なシナリオライターが不足しているのか
後にもふれるが
“流れ星”のプロデューサーが
前作“素直になれなくて”で女帝・北川悦吏子にコテンパンにされたのか
理由は定かではないが


アッキーも含め
超大抜擢!
というのは間違いない

この間アッキーから宣伝メールが来たの時に
(月9は)率直に おもしろい?


聞いたら
おもしろい と答えておく
けど
自分の好きな話ではない!


言っていたけど
アッキーもまだまだ新人の身

『脚本家は依頼主が書いて欲しいモノを
出来るだけ早く 正確に 見極めることが大事』みたいなことを

連ドラデビュー作“振り返れば奴がいる”で
コメディ部分を抹殺された
三谷幸喜が言っていたように


相手の求めているモノを
どこまで 自分の個性を失わないで
書けるかが 今後のカギか

(個人的にアッキーには クドカンとか云々より
みたことも興味も一切ないけど“君に届け”みたいな爽やか青春モノなんかが
いいんじゃないかと思うのだけど
あとは “プロポーズ大作戦”みたいな 少し技巧的な青春モノとか
基本、青春系の爽やか系で)


って
かなり偉そうだが

山田太一ドラマみたいな社会派が書きたかった
野島伸司も 初期の作品は お寒いトレンディドラマばかり
書かされていたのだから
どれだけ ここで ポイントを稼げるかがミソ


アッキー頑張れ!(他人事)


しかし
“流れ星”

新人の脚本家だけではなく
強力なサポートもいるところがかなり魅力

脚本監修として
先述の野島伸司がシナリオスクールに通っていたときに
教えていたと言われる
伴一彦先生の名前が

伴先生は
“うちの子にかぎって”“パパはニュースキャスター”などのホームドラマ
“スチュワーデス刑事”や“サイコドクター”“喰いタン”などの推理もの
“透明人間”や“七瀬ふたたび”などのSF
逢いたい時にあなたはいない…”“WITH LOVE”などの恋愛もの

オールマイティー
なんでもおまかせあれの“超”大物!


この方は
相当ネットに精通された方らしく

インターネットが普及し始めたばかりの頃から
自身のHPをお持ちで

その知識を活かしたのかなんなのか
電子メールで愛を育む過程を丁寧に描いた名作“WITH LOVE”を書き

その脚本を自身のHPにてタダで公開していたり
シナリオ志望の人をネットで呼びかけて 指導したりと
(伴先生のHPに行くとアッキーの名前も!)

視聴者やシナリオ志望の学生と密にコミュニケーションをとられる
いろんな意味での“先生”な いや むしろ “GOD”な シナリオライター


伴先生は構成や決定稿を書いたりするらしく
(その仕組みはよくわからないのだけど)

アッキーの書いたフレッシュな台詞達が
美しくまとまったドラマとなって
僕らに届けられることに期待!


明日は
プロデューサー編!